2017年8月1日火曜日

奄美大島の「夢おりの郷」で藍染め体験と機織り体験

奄美大島の夢おりの郷で、機織り体験と藍染め体験をしました。


1.夢おりの郷への行き方

夢おりの郷は、奄美空港から名瀬に向かっていく際には、居酒屋てっちゃんの先、黒糖焼酎「里の曙」の蔵のちょっと先に左側にあります。「里の曙」ののぼりが大量に道の左側に見えてきたらすぐ下の写真の入り口に入り到着です。



 名瀬方面からは、BIGⅡを越えて空港方面に向かった右側にあります。名瀬から見たときは、下の看板を越えてすぐのところにあります。

 ちなみに、駐車場には沢山の車が停まっていましたが、「わ」ナンバーはありませんでした。職人さんや、隣にある保育園関係の車だと思います。


2.夢おりの郷の体験内容

(1)体験内容のラインナップ

夢おりの郷では、泥染め体験、藍染め体験、大島紬機織り体験ができます。
 その他にも大島紬着付け体験、ゼリーキャンドル体験、きょら玉体験、きょら砂アート、きょら貝アート体験もできます。
 体験料金は次の通りです(2017年7月現在。パンフレットと値段が異なるので、頻繁に値段変更している可能性があります。)。
①泥染め・藍染め体験:ハンカチコース1200円、Tシャツコース 3000円、ショールコース 3000円
②大島紬機織り体験:10センチ 1800円
③大島紬着付け体験:1800円
④きょら玉体験:1500円
⑤ゼリーキャンドル体験:1200円
⑥きょら砂、きょら貝アート体験:1000円

(2)藍染め体験

私たちはまず藍染め体験をしました。二人でTシャツコースと、ショールコースをやりました。
 藍染め体験と泥染め体験は、面白いおじさんが教えてくれます。このおじさん、たまーに冗談を言ってくれますので楽しく体験ができました。
 体験では、まずは真っ白のTシャツやショールに、模様を出すためにクリップや輪ゴムを留めます。留めた部分は、染める際に色がつかずに白くなるそうです。
 なお、おじさんによると大阪のおばちゃんは沢山留めるそうで、私も「あんた大阪出身か?」と聞かれてしまいました。

 クリップ等を留めたら、次は染めを始めます。手袋、エプロンを付け、長靴をはいて、染場に移動します。
 気を付けていてもどこかが汚れますので、汚れてもいい服装で行くと良いです。

  青緑色の液体の中に、Tシャツ等を入れて泳がせた後軽く絞って染め1回です。これを3回やったら、脱水機で水分を一回抜きます。これを1セットとして、3セット、染めは9回行います。これくらい染めないと色が薄くなってしまうそうです。
 染めが終わったら、Tシャツ等に付けていたクリップと輪ゴムをとります。取ったら模様ができていました。
 これを乾かしたら完成ですので、その間は機織り体験をすることとしました。

 完成品は↑です。
 機織り体験が終わってもまだ乾ききっていなかったので、「宿で乾かすといいよー」とおじさんが教えてくれました。

(3)機織り体験

藍染めが乾くまで、大島紬の機織り体験をしました。

  
 機織り体験の織機は全部で3台ありました。黒ベースが2台、レインボーカラーが1台ありましたので、二人だったので黒とレインボーをそれぞれ体験しました。
 教えてくれたのは、とーってもやさしいおばあちゃんでした。

 まずは、横糸として織り込む糸を選びます。10cmまでなので、何色でも選んでいいよーとのことでした。糸を選んだら、横糸を縦糸の間に通すシャトルに通してセッティング完了です。

 織機の下には左右の足で踏むところがあり、それを踏むと縦糸が上下します。縦糸の間に横からシャトルを通過させ横糸を通したら、足を踏みかえて、横糸を筬(おさ)でトントンします。
 「とおしてー、踏みかえてー、トントン。通してー、踏みかえてー、トントン。通してー・・・」とやるんだよーとやさしくおばあちゃんが教えてくれます。
 この作業を繰り返すことで織物を織ることができます。


 途中で横糸の柄をかえると、ボーダー柄にすることができます。縦糸が黒色だと横糸が映えますね。


  縦糸がレインボーの場合には、横糸があまり目立ちませんので、自分色にしたい場合には、縦糸が黒を選んだ方がいいかな。

 10cmくらいおったら、おばあちゃんが機織り機とミシンで仕上げをしてくれます。
 希望すれば、コースター仕上げにしてくれたそうなので、コースターにしたい場合には、始める前に言っておいた方がいいかも。
 
  完成品↑です。黒ベースのものは、10回くらい横糸を替えて作りました。

3.商品販売

夢おりの郷では、職人さんが作成した商品を販売していました。
 大島紬の各種製品や、藍染め、泥染めしたTシャツなどが売られています。
 特におすすめなのが名刺入れです。私はホテルで購入したのですが、それに比べると手の込んだ柄のものがより安い値段で売られていました。

 このクオリティで2376円。機織り体験をした後だからわかる手の込んだ作りです!

4.まとめ

夢おりの郷では、各種体験ができます。今回は藍染め体験+機織り体験をしましたが、時間的には1時間半ずつくらいかかりました。9時30分からやっているので、営業開始と同時に行くと、ちょうど昼ごはん時に終わることができます。
 半日のプランとして組み込んでみてはいかがでしょうか。
 また、私が行ったときは他のお客さんがいないのでスムーズに体験ができましたが、予約が入っているとそちらが優先され待ち時間がでることもあるそうです。行くことが決まっているなら、ぜひ予約をお勧めします。

 ちなみに、泥染め体験はもう少し時間がかかるそうですが、奄美大島でしかできない体験とおっしゃっていました。次回はぜひ泥染め体験をしたいと思います。
 住所:鹿児島県大島郡龍郷町大勝3213-1
 電話番号:0997-62-3888


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